とある中国ゲーム会社の職人奮闘日記

中国のゲーム会社の現状、学習、記録にします。

中国のゲーム開発会社の通勤紹介

いろんな人はゲーム開発を目指していると話しています。
こちらは以前ビジネス会社に通勤したことがありますので、日本のゲーム業界はあまり知りませんでした。
今回は中国にそして中国のゲーム会社に働いていますのでまず中国のゲーム会社の運営状態についてご紹介させて頂きます。
 
1.通勤制度
基本的に朝9時から21時までの通勤のなります。会社によって違いますが、基本は12時間の通勤になります。
(うちでは朝10時からの12時間です)
週六日の働きになります。計算すれば、一週間 12 x 6=72 時間になります。
ですので普通の会社の40時間より倍になっている。希望給料を話す時は必ず計算しろう。
遅刻はあまり気にしないのようです。残業は日常茶飯事のようで、皆の遅刻対応は緩んでいます。
HRも遅刻のことに対してあまり気にしないから。その代わりに、皆勤できない人はその手当を貰えないのです。
また通勤時間が長いから、12時間の中実際仕事できる時間は2、3時間ぐらい、昼寝2時間、食事時間2時間、ゲームをする時間4、5時間ぐらい。
タスクが厳しい時は変わります。一日に16、20時間も働きます。また1,2ヶ月も続けてスケジュールに追いかけます。
「まるで大学生の試験生活ね」と言われています。確かにこれは中国のゲーム会社の社風になっています。
日本会社のような厳しい環境、整えたルール、休息制度に比べられないものだ。効率の悪いもいうようがないね。
 
2.日常のコミニュケーションは話+QQになっています。
QQは日本のLineのようなチャットツールです。お知らせとかは全部QQに公開しています。
でもチャットツール、SNSツールなので、雑談話もたくさんあります。
(メールはほどんと使わない)
 
3.仕事のフォローは企画からのアイディア。
まずはアイディアが閃いた瞬間、PGたちに確認を行い、企画ファイルを出します。
メールはないなので、多くの人はそのアイティのあったことが知らないなのだ。
まとまりができた次第、企画全体に発表し、進行を続けます。
 
こういう仕事の環境になっていますから、給料は他の職業より高いとおっしゃっていますが、
通勤時間から考えて、また社風から考えて割と損になるから、中国ゲーム業界に入る前にゆっくり考えてね。
 
 
 
 
2016-11-30

R夜